廃棄物を埋め立て、処理する最終処分場についてまとめています。

最終処分場とは?

最終処分場とは、一般的には外部に影響を与えない場所で処理をした廃棄物を埋め立て、そこで処理を終える場所のことを指します。
どんなに技術が進歩しても、「これ以上処理・リサイクルできない」という状態になる物質があることは仕方がありません。
そんな状態の物質は埋めることによって、地中の微生物を利用して土に変わっていったり、あるいは建設、埋め立て資材などにも活用できます。
廃棄物の処分ということを第一義的な目的にしつつも、より廃棄物の残りかすを有効に活用しようとする考えによって、最終処分場は生まれたといってもよいでしょう。

最終処分場は、その施設の特徴から、人通りの多い鉄道駅などの近くではなく、辺鄙なところ、そして土地面積が広い所に建設される傾向があります。
それはなぜかというと、今後の拡張の可能性があるからなのです。
最終処分場にて埋設される廃棄物は年々増加傾向をみせており、多くの最終処分場はより広い所への移設や、拡張を余儀なくされているのです。
移転ならばまだしも、拡張ということになったとき、鉄道駅の近くなど、交通の便のいいところではおいそれと土地を拡張することもできません。
ですから、一般的には市境などの、広い敷地が確保できる所に建設することが多いのでしょう。

この最終処分場は、日本国における廃棄物行政において非常に重要な役割を果たす施設であることから、法律である「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」によって規定されており、最終処分場をかかえる地方自治体は、独自の条例などに基づいて運営形態を定めているところがほとんどです。

最終処分場といっても、なんでもかんでも廃棄物を埋め立て処分してもよい、というような場所ではありません。
むしろ、周辺の土壌への汚染などは徹底的な基準によって取り締まられ、安定した状態になってからの埋め立てが要求されています。
まさに日本の廃棄物行政の最後の番人ということができる施設でしょう。