株式会社茨城環境企業は、昭和57年に設立した企業です。場所は、日立駅から車で約20分の所にあります。
安定型最終処分場は、昭和58年に作られました。現在の安定型最終処分場は、平成7年に新設されています。
茅野根則彦代表取締役は、日立市の自然豊かな環境で育ってきたことから、環境に配慮した運営や地域に根差した活動を行うことを心掛けています。
私たちの日々の生活から出るゴミは、家庭などから出る一般廃棄物、工場や建設工事現場などから出る産業廃棄物などがありますが、ゴミの種類によって処理方法が異なります。
ゴミは、焼却されたり、リサイクルされたりします。しかし、ゴミの中にはどうしてもリサイクルできないものがあります。
茨城環境企業では、そのようなゴミを最終処分場で埋め立てて処分しています。最終処分場は、安定型、管理型、遮断型の3種類に分けて安全に運営されています。
安定型は、廃プラスチック類、瓦礫類、ガラス屑等、雨水に触れても性質や状態が変化しない廃棄物を埋め立てています。
管理型は、紙屑、木屑、繊維屑、燃え殻、鉱さいなどを埋め立てる処分場ですが、地下水に影響を与えないようにしっかり対策が取られています。
そして、遮断型は有害な燃え殻、汚泥、鉱さいなどを埋め立てる処分場です。
茨城環境企業では、埋め立て機械取り扱い者を常時5人確保し、安全に最終処分場の埋め立てを行っています。
検査員は、実際に自分達の目で見て埋め立てても大丈夫か目視検査を行いしっかりと確認をしています。
もし、埋めてられないゴミが混じっていたら一つずつ取り除いてから処分します。
茨城環境企業の最終処分場には、各所に監視カメラを取り付け、監視体制を厳重にし、処分場近隣の環境に問題がないように最善の配慮を行っています。
周辺環境に負荷を与えないように、丁寧に覆土をするなど徹底した管理の下で最終処分場を運営しているので、地域住民からも信頼されています。
最終処分場には、中間処理施設が併設され、焼却・破砕されたゴミを、計画的に最終処分場で埋めてています。
茨城環境企業では、日立市で様々な社会貢献活動も行っています。
日立市のかみね動物園の開園50周年記念では、カンガルーを寄贈したり、日高市民マラソン、ヒタチスターライトイルミネーションなどに協賛もしています。
また、防犯パトロール車の費用として日立市に200万円寄付をするなど、地域に密着した活動も積極的に行っています。